お約束どおり第二弾の更新です。
一部の方には2014年羽化85UP個体リストをお見せし現況をお伝えしておりましたが先日1月の三連休から嫁と娘に手助けを受け公式計測を開始しました。若干報告数値に誤差が有ることはご了承ください。
まずは前ギネス871直仔13YGA3から88ミリ個体です。

13YGA320
13/07/15 HS800
13/10/20 HS1400 36.7g
14/01/18 HS1400 39.1g
14/06羽化


今年も前ギネスから88ミリが羽化してくれました。このラインはGullさん、マサさん、hizoさん、古川さんをはじめ数名の方に幼虫をお譲りしブリード環境の違う飼育下で特大個体作出を目指していただきました。皆様方幼虫体重はノリにのって30グラム後半の個体が続出し大きな期待をかけていましたが我が家も含めサイズののった幼虫は羽化不全や蛹化して★が続出しそんな中で唯一この個体が特大で羽化してくれました。
頭幅は29.5ミリで871系の特徴であるストレートに伸びる大顎はこの個体でも顕在です。
左上翅にディンプルがありますが全く許容範囲でしょう同腹の大型幼虫の羽化状況からは納得出来る仕上がりかと思います。昨今のオオクワブリードでは幼虫体重40グラム以上を目指すことがトレンドですのでその資質は十分で面白い個体になると予測しています。
今回のブログにアップする画像をセレクトしている最中ギネスYG88と間違って画像をセレクトしているんじゃないかと一瞬戸惑うくらい形状が似ているような気がします。血は争えませんね。
余談ですが里子先のhizoさんのところではまだ幼虫をしている同腹がいまして既に菌糸ビンを5本目に突入して未だ40グラムあるようです。来春の完品特大個体での羽化を是非期待したいところです。

次に前々ギネスYG86.6ミリインライン直仔84.9ミリから88ミリ個体(13YGD201)・・・
既に銚子オオクワガタ倶楽部公式BLOGでリリースされてしまいましたが、
この個体の親虫866系84.9ミリの2年目のブリードは期待以上の結果を残してくれました。まさかの左顎のみ88ミリで恐縮です。

13YGD201
13/06/21 HS800
13/10/02 HS1400 32.3g
14/01/19 HS1400 34.5g
14/06羽化


この13YGD2ラインは866インと871同腹最大メス57.2ミリからとのブリード(♂866×♀871)です。現ギネスYG88(♂871×♀866)とオスメス違いの逆配合となってきます。この配合の良さを再度物語ることとなった結果でしょうか。
頭幅は29.4ミリですがずんぐりした印象を受けるのは顎の形状でしょうか。♀もブリード用に数等確保しますが同腹同志のブリードは敢えて避け80系等の血が入った♀とのブリードが好ましいのかあ~と思ってます。
♂親虫84.9ミリの2014年羽化状況は86ミリオーバー3頭、85ミリ台も3頭羽化しているんでまずまずの結果ではないでしょうか。来期はDラインを復活出来そうです。
- 2015/01/22(木) 08:08:00|
- 2015年種親
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